嫁の麻衣とは結婚して二年経ち、最近はそろそろ子供を作ろうと話しをしていた。

麻衣とは、付き合い始める時にものすごく苦労をしたので、最近のラブラブな毎日が本当に夢のように思える。

麻衣と知り合ったのは、大学のサークルでだった。

一目見た時から好きになり、とにかく付きまとうというか、いつもそばにいるようにした。

でも、全然僕の気持ちは通じず、逆に麻衣が僕に、先輩との恋のことを相談してくる始末だった……。

麻衣は、同じサークルの二つ上の先輩に恋をしていて、友達として僕に相談をかけてくるという、僕にとっては辛い日々だった。

でも相談を聞くという名目で、よく二人でお茶や食事が出来たので、辛い中にも幸せな部分もあった。

でも気弱な僕は、麻衣の相談に真剣に答えてアドバイスをしたり、励ましたり、頑張れと応援したりしていた。

そのせいかどうかはわからないが、結局麻衣は無事に先輩と付き合うようになってしまって、僕と過ごす時間もなくなっていった。

ラブラブな二人を見て、サークルを辞めようと思うこともあったが、それでも麻衣子のそばにいたくて、辛い思いをしながら辞めずにいた。

1年半くらいの苦しい日々だったが、先輩が卒業とともにアメリカに行くことになり、結局麻衣は捨てられた。

先輩がアメリカに行く理由も、麻衣が捨てられた理由もわからなかったが、僕は正直にチャンスだと思った。

そして、失恋にひどく傷ついて、笑顔がなくなってしまった麻衣に、とにかく明るく優しく付きまとった。

僕が必死になっても、麻衣は落ち込んだままで、一年近くそんな日々が続いた。

一年経ち、僕が思いきって告白をしたとき、麻衣は悲しそうに笑って、

『ありがとう……。

本当に嬉しけど、ごめんね、どうしても忘れられないよ……』

と、断った。

でも僕は、もう後悔したくないと思っていたので、その後も同じように麻衣に付きまとい、何度も何度も告白をした。

そして、僕の熱意というか、しつこさに負けたのか、

『うん……、でも私、ずっとあの人のこと忘れられないと思う……。

それでもいいの?あっくんのこと、この先どれだけ好きになっても、ずっと二番だよ?』

と、泣きながら言ってくれた。

「それでもいい!どれだけ時間がかかっても、絶対に忘れさせるから!絶対に俺が一番になるから!」

僕の人生で、一番真剣に、一番熱くなった瞬間だったと思う。

麻衣は、さらに泣きながら、号泣に近い感じで泣きながら、

『よろしくお願いします。

あっくん、本当にありがとう』

と言ってくれた。

こんな感じで始まった付き合いだったけど、僕は幸せだった。

好きな女の子と手を繋いで歩くだけで、こんなにも世界が違って見えるものなんだと、初めて知ることが出来た。

ただ、僕と一緒にいて、楽しそうにしていたと思ったら、急に落ち込んだりする麻衣を見て、先輩の影はずっと付きまとっているようだった。

でも、それも半年、一年と過ぎ、二年を数える頃にはすっかり消えていた。

心の中までは覗けないが、表面上はすっかりと先輩のことを忘れたようだった。

そして、仕事も順調で、色々な意味でやっていけると判断して、プロポーズした。

『はい!よろしくお願いします。

あっくん、本当にありがとう、愛してます』

麻衣は本当に嬉しそうに、笑うと大島麻衣にそっくりだと言われるその笑顔で、噛みしめるように言ってくれた。

先輩のことは、もう完全に吹っ切れたようだった。

そして、すぐに結婚をして、同居も始まり、毎日楽しく過ごしていた。

麻衣も働いていたので、収入にも余裕があり、休日はいつもどこかに出かけたりしていた。

夜の生活も週に2〜3度あり、麻衣からそれとなく誘ってくれることもあったりした。

当然と言えば当然だけど、麻衣は処女ではなかった。

でも、付き合ったのは先輩一人なので、僕は二番目の男と言うことになる。

僕自身は麻衣が初めての相手だったので、正直ちょっと残念だと思ったが、そんな事は承知の上で付き合ってもらったので、文句はなかった。

でも、先輩と麻衣が、どんなエッチをしていたのかすごく気になってしまう僕もいた。

経験のない僕のエッチは、麻衣にとって不満じゃないかな?物足りなくないかな?という、心配からだ。

いつも、もっと麻衣には感じてもらいたい、感じさせたいと、強く願っている。

そして、僕の中でのわだかまりも薄まり、僕自身も先輩のことを忘れかけていたある日、偶然にも街で先輩に出会ってしまった。

「アレぇ?淳か?淳じゃん!久しぶり〜」

聞き慣れていた声がして後を振り返ると、あの頃と何も変わらない、爽やかなイケメンがいた。

拓先輩は、歳を取ったことにより、落ち着きというか、優しげな感じもプラスされて、あの頃よりもイケているように思えた。

白衣でも着れば、湯川教授みたいな感じだ。

そして何よりも驚いたのが、連れて歩いている女性が、金髪の白人さんだったことだ。

アリーマイラブのなんとかフロックハートみたいな感じの、美人と言うよりはファニーフェイスの愛嬌のある女性で、本家のフロックハートとは違って巨乳だった。

「あ、お久しぶりです……」

あっけに取られて、次の言葉が出てこない僕。

「いや、ホントに偶然だね!元気だった?そう言えば、麻衣ちゃんと結婚したんだってね。

おめでとう」

拓先輩は、麻衣が元カノだとか言う事を忘れたような感じで、さらっと祝福してくれた。

僕がリアクションに少々困りながらお礼を言うと、

「あ、こっちは俺のワイフねwアリーって呼んでくれれば良いから」

と、先輩はふざけた感じで、ニヤけながら紹介してくれた。

『はじめまして。

アリーです。

大学の後輩くん?』

アリーさんは、驚くほど流ちょうな日本語で挨拶をしてきた。

僕は驚いて、動揺もしてたんだと思うけど、

「ハ、ハロー、マイネーム〜」

と、苦手な英語で話し始めた。

すると、先輩が笑いながら、

「何でだよw日本語で話してるだろw」

と言ってきた。

アリーさんも先輩も楽しそうに笑っている。

そこでやっと僕も落ち着き、日本語で挨拶をした。

アリーさんは、子供の頃東京で暮らしていたそうで、日本語が問題ないレベルで話せるそうだ。

と言うか、目を閉じてると、日本人が話しているように感じる。

ただ、ほんの少し話しただけで、可愛らしい見た目と違って、けっこうキツめの性格だとわかった。

しかし、美男美女という言葉がよく似合う夫婦だ。

「俺、独立してこっちで暮らすことになったからさ、また今度飯でも食べようよ」

不思議なもので、あれだけ憎しみにも近いくらいの嫉妬心を持っていた先輩に、もうなにも感じない。

ただただ懐かしいだけで、楽しいとすら思った。

やはり、結局麻衣と結婚できたことと、先輩にも恐ろしくレベルの高い嫁さんがいるという事がわかり、安心したのだと思う。

『じゃあ、拓の元カノも誘って、食事しようか?』

アリーさんが、冷たい感じで言った。

アリーさんは、僕と結婚した麻衣が、先輩の元カノだと知っているような感じだ。

こんなにも可愛くて、プライドも高そうなアリーさんが、嫉妬を隠そうともしないのが新鮮だった。

「バ、バカ、昔のことだって」

先輩が、モロに動揺してそう言った。

『当たり前でしょ。

それに、昔のことでも嫌なものは嫌』

イラつきながら言うアリーさん。

こんなにもストレートに嫉妬心をぶつけてくるのは、見ていて先輩が少し羨ましいと思った。

ちょっと険悪になった感じなので、僕が慌てて間に入って、

「麻衣も喜ぶと思います。

久しぶりに食事しましょうよ!アリーさんも、一緒にどうですか?」

と、アリーさんが元カノの話をしたことなど、聞こえなかったように言ってみた。

『えっ!?彼女を拓に会わせても良いの?拓は元カレだよ?イヤじゃないの?』

アリーさんは、よほど驚いたようで、所々英語混じりでそんな事を言った。

「別に気にしないですよ。

昔のことは、言い出したらキリがないじゃないですか。

今僕の横にいてくれるんで、それでいいです」

ちょっとカッコをつけたけど、本心からそう言うと、

アンビリーバボとか、何か英語でつぶやかれた。

「まぁ、そう言うことだから、淳だけで飯食べよーぜ」

先輩は、アリーさんのイラつきがなくなったので、ホッとしたようにそう言った。

そして、先輩とメルアドを交換して別れた。

先輩は、まだ帰国したばかりだからか、lineとかもやっていないみたいで、普通のメールのアドレスだった。

僕は、久しぶりの再会に、嬉しいと思う反面、心がざわついた。

麻衣に話すべきなのか?麻衣は、本当に先輩のことを忘れているのか?さっきまでは、まったく心配していなかったのに、なにか急に自信がなくなっていく。

でも、僕が話さなくても、そのうち誰かから話を聞くと思う。

それならば、僕の口から話そうと思い、重い足取りで家に帰った。

『あ、お帰り〜。

ごめんね、私も今帰ったところだから、ご飯これから作るね!』

まだ、スーツを着たままの彼女が、慌てて着替えを始める。

僕は、外で食べようと彼女を誘い、喜ぶ彼女と家を出た。

『どうしたの?珍しいね。

外に食べに行くなんて』

ニコニコしながら麻衣が言う。

麻衣の料理はかなり美味しいし、家で麻衣とイチャイチャしている方が楽しいので、外食に行こうという気持ちにあまりならない。

でも、何となく先輩のことを家で話したくない気持ちで、麻衣を外に連れ出した。

麻衣は、手を繋いで本当に嬉しそうにニコニコしている。

僕は、怖かった……。

先輩のことを話すことによって、また昔みたいに彼女に暗い影が差すのではないか?この笑顔が曇るのではないか?そんな事を思いながらも、何とか表面上明るく笑いながら歩いた。

そして、ちょっと個室みたいなブースになっている、アメリカンステーキハウスに着いた。

平日の夕方で、けっこう空いていたので、すぐにテーブル案内された。

ステーキとワインを頼み、麻衣はニコニコしながら、

『なんか、デートみたいだね。

へへwたまにはこう言うのもイイねw』

と、嬉しそうに言ってくれた。

そして、お互いに今日の仕事の話とか、週末どこに行こうかとか、楽しくワインを飲みながら話をした。

本当に、楽しい時間だった。

不思議なもので、先輩の存在が、麻衣と過ごす時間がとても大切でかけがえのないものだと、あらためて僕に気がつかせてくれたようだった。

『ねぇ、あっくん……、この後さ、その、ホ、ホテル行かない?』

麻衣が、可愛い顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに言った。

「え?ホテル?」

『うん……。

何か、久しぶりに、行ってみたいなぁって思ったの……。

一緒に大きなお風呂に入って、隣とか気にせずに、いっぱいしたいなぁって……。

ダメ?』

麻衣は、上目遣いで可愛らしく”ダメ?”と聞いてきた。

その可愛らしさに、すごく胸がドキドキした。

確かに家だと、一緒に入れるほど風呂は大きくないし、エッチも隣とかを気にして、派手には出来ない。

ホテルで思い切り愛し合うことを想像したら、すごく興奮した。

そして、先輩のことを今話すのは止めようと思った。

ホテルに行くことを了承したら、麻衣はすごく嬉しそうに笑ってくれた。

そして、何となく発情したような、色っぽい顔になった。

「じゃあ、デザート食べたら行こうか?」

僕がそう言うと、

『もう行こうよぉ〜私がデザートだよwいっぱい食べて』

麻衣が、セクシーな声で耳元でそう言った。

もう、フル勃起だった……。

会計を済ませて、店の外に出てタクシーを拾うと、すぐにホテルに向かった。

タクシーの中で手を繋いでいたが、何か昔みたいにドキドキした。

たまにはこう言うのも、トキメキを取り戻すには良いのかも知れない。

やっぱり、結婚して一緒に暮らすと、ドキドキとかよりも安らぎが大きくなり、トキメクような感じは減って行ってしまうと思う。

なので、今のこの感じがたまらなく嬉しいと持った。

そしてホテルの前にタクシーが止まり、伏し目がちで恥ずかしそうにしている麻衣の手を引き、ホテルに入った。

ラブホテルなので当然無人で、タッチパネルで部屋を選ぶと、

『すごいね、最近は、タッチパネルなんだね』

と、麻衣が変なところに感心していた。

そしてエレベーターに乗り込むと、麻衣が腕を絡ませて密着してきた。

『へへw、チューしちゃおっか?ンッ!』

麻衣は照れた感じでそう言うと、目をつぶってキスの顔をしてきた。

ワインの酔いもあるかもしれないが、こんなに嬉しそうにはしゃぐ麻衣を見て、もっと早くこう言うことをすれば良かったと思った。

そして、麻衣の柔らかい唇に唇を押し当てると、ニュルンと麻衣の舌が滑り込んできた。

そして、そのまま僕の口の中をかき混ぜていく。

麻衣は、相当テンションが上がっているというか、発情モードといった感じだ。

そしてエレベーターの扉が開くと、麻衣が僕の手を引っ張って歩き出す。

『早く早く〜』

可愛らしくせかす麻衣。

麻衣は、セックスは嫌いではないと思う。

どちらかというと、好きなんだと思う。

でも、麻衣から積極的に誘ってきたりすることはほとんどない。

やたらと甘えて、ベタベタしてアピールしてくることはあるが、こんなにもストレートに誘ってくるのは、もしかしたら初めてかも知れない。

部屋に入ると、麻衣は待ちきれなかったように僕に抱きついて、激しくキスをしてきた。

こんな積極的な麻衣は初めてだ。

僕も興奮して、荒々しく舌を絡ませた。

いつもは優しいキスしかしないけど、今日は僕もかなり興奮していたので、かなり荒々しくしてしまっていた。

麻衣とは、付き合い始めた経緯が経緯なので、とにかくいつも優しく接していた。

嫌われないように、傷つけないように、必要に以上に気を遣っていた気がする。

いつもと違い、荒々しくキスをする僕、そして、いつも以上に息づかいが荒くなり、興奮しているように見える麻衣。

そのまま、もつれるようにベッドに倒れ込んだ。

興奮しすぎていた僕は、はぎ取るように彼女の服を脱がせ始め、上着を脱がし、ブラだけにした。

『あっくん、ダメぇ、もう我慢できないぃ!』

麻衣が、上気した顔でそう訴えかけてくる。

僕は、慌てて下だけ脱ぎ、彼女のスカートをまくり上げて、ショーツすら脱がさずにズラすようにしてペニスを押し込んだ。

『ヒィあっ!!あっくん、すごいぃっ!ア、ふぅアッ!!』

レイプのように、着衣のまま犯されているのに、麻衣はとろけた顔であえぎ始める。

麻衣は160cmで、50kgもないような感じなので、引き締まったというか痩せているカラダだ。

胸も残念なことに小さいけど、形はとても良いと思う。

その形の良い胸が、まくれ上がったブラからはみ出しているのは、いつも見慣れた胸が違って見えて、余計に興奮する。

いつもと違うシチュエーションだから、こんなに興奮しているのだと思うけど、今日先輩に会ったことで、僕の中で何かモヤモヤしていたのもある気がした。

もしかして、麻衣は先輩のことを忘れられていない……、先輩に奪われてしまう……、そんな変な想像ばかりが大きくなる。

『あっくん、すごいっ!ダメぇ、気持ち良いよぉっ!あぁっ!アン♡あっんっ♡あっくん愛してるっ!!』

麻衣は乱れた着衣のまま、僕に思い切り抱きついてきて、またキスをしてくれた。

麻衣のアソコも、いつもより熱くてキツい感じがする。

そして、こんなにも大きな声であえぐ麻衣は初めて見た。

ラブホテルということもあり、麻衣も遠慮なく声を出せているようだ。

僕も、ベッドがきしんだりするのもかまわず、思い切り腰を振った。

『ダメぇ〜ッ!あっくん、ダメぇっ!激しいよぉっ!!んんぁっ!イクっ!イッちゃうッ!!イイ!?イッていいっ!?ダメぇっ!イクっっ!!』

麻衣は、感じすぎて泣きそうな顔で、大きく叫びながらイッた。

いつものセックスでも、麻衣はかなり感じてくれるけど、ここまで大きなリアクションをするのは初めてで、すごく征服感があった。

イって、グッタリする麻衣にかまわず、さらに腰を振り続けると、麻衣はとろけた顔ですぐにあえぎ始めた。

『ダメ、敏感になってるから!ダメ、あぁっ!あっくん、気持ち良いよぉ!すごいっ!イッたのに、またイッちゃうッ!あっ♡ああっ♡ンヒィッ!!あっくん、あっくんっ!!』

僕にしがみつきながら、またすぐにイキそうになる麻衣。

僕ももう限界で、

「麻衣、イクよっ!イクっ!愛してるっ!!イクっっ!!」

『イッてっ!!あっくんっ!!イクっ!イッくぅっ!!』

麻衣の中に思い切り注ぎ込むと、麻衣もガクガクッと身体を痙攣させるようにしてイッた。

本気でイクと、痙攣するんだ……。

そんな事を今さら知った。

そして、そのままもつれるように抱き合い、グッタリしていた。

しばらくして、麻衣が服を脱ぎ始めて全裸になり、僕も全裸になって抱き合った。

『へへwすっごい声出しちゃったwごめんね、うるさかった?』

照れたように言う麻衣。

本当に可愛らしい。

「凄く感じてたね。

俺も気持ち良かったよ」

『本当に?ふふw嬉しいなぁ……。

ねぇ、今日はいっぱいしてくれる?』

頬を赤らめ、上目遣いでそう言う麻衣。

もう興奮してきた。

「でも、痛くならないかな?大丈夫?」

『へーきだよw痛くなったら、お口でしてあげるから!』

麻衣が、照れながらそう言った。

僕は、自分ではそれほど自覚がないのだけど、かなりペニスが大きいらしい。

痩せ型で小柄な麻衣には、僕のはちょっと大きいみたいで、たまに痛いときがあるようだ。

大きいと、女性は気持ち良いような気もするが、実際には痛いだけのようだ。

だけど、今日の麻衣は貪欲だ。

もう僕の物を口でしてくれている。

本当に、可愛い麻衣にこんな事をしてもらうと、とろけそうなほど気持ち良い。

だけど、口でしてもらうと肉体的な気持ちよさは高いが、正直複雑な面もある。

なぜなら、麻衣はやたらとフェラチオが上手いからだ。

上手いと言うことは、先輩に仕込まれたと言うことにほかならず、どうしても先輩の影がちらついてしまう。

『へへwもう大きくなったねwねぇ、その……、後ろから、して下さい……』

顔を真っ赤にして、そんな風におねだりをする麻衣。

僕はもう、夢中で麻衣をバックで貫いた。

そして、いつもの麻衣からは想像もつかないほどの乱れ方をした。

『おお゛っ!!ァッぐぅっ!!オオォオオあぁっ!アう゛っ!!イクイクっ!!イイイッックゥゥゥッッ!!!』

こんなにも、獣のように乱れる麻衣に、僕は2回目だというのに、あっけなくイッてしまった。

満足げに、僕の腕枕でグッタリとする麻衣。

考えてみれば、こんな立て続けに2回したのは初めてだ。

一日に2回すること自体、数えるくらいしかしたことがないので、今日はお互いに相当興奮していたのだと思う。

僕は、今日はもう先輩のことは話さずにおこうと思い始めていたが、そう思えば思うほど、逆に先輩のことを意識してしまう。

結局、切り出してしまった。

「そう言えばさ、今日偶然に拓先輩に会ったよ。

奥さんと一緒だったよ。

金髪の白人さんだったw」

努めて楽しそうに言ったつもりだったが、声が微妙に震えるのを自覚した。

『えっ!ホントに?帰ってきたの?白人さん?』

目をまん丸くさせながら、驚いた感じの麻衣。

「そうなんだよ、しかも、日本語メチャメチャ上手なのw」

『へぇ、何で?』

「子供の頃、東京に住んでたんだって」

『そうなんだ。

ホントに偶然だね』

麻衣は、特に動揺もなにもなく、普通に驚いた感じだった。

「今度、一緒にご飯食べようって誘われたよw麻衣もどう?」

無理に明るく言ってみた。

『いいよ、私は。

あっくんだけで行きなよ』

「先輩に会いたくないの?」

『う〜ん……、別に。

何で?』

「い、いや、別に……」

『変なのwそんな事より、ねぇ、一緒にお風呂入ろ?』

と、甘えた仕草で言ってくれた。

僕は、心の底から安心した。

やっぱり、先輩のことを話して良かった……。

僕の気にしすぎだとわかって、本当に胸のつかえが取れた感じだった。

そしてその後は、一緒にお風呂に入り、お風呂から出てもう一回した。

ずっとイチャイチャして、本当に楽しくて幸せな時間だった。

そして、楽しい時間を過ごして、帰宅した。

次の日になっても、特に麻衣に変化はなく、いつも通りだった。

それどころか、昨日のデートが本当に楽しかったみたいで、上機嫌だった。

そして1週間くらい経ったある日、いきなり麻衣に言われた。

麻衣は、涙目でいきなり謝ってきた。

『あっくん、ゴメンなさい。

先輩のこと、考えちゃう……。

考えないようにしてるのに、そう思えば思うほど、ずっと考えちゃう……。

本当にごめんね。

ゴメンなさい……』

この1週間くらいが、本当に楽しくてラブラブだっただけに、冷水をぶっかけられたようなショックを受けた。

「そ、そっか……」

僕は、何も言えなくなる。

二人とも、うつむいて沈黙するだけだったが、僕が意を決して話しかけた。

「会いたいの?拓先輩に……」

『……うん……。

ゴメンなさい』

「まだ好きってこと?」

『そ、それは……。

わかんないよ……』

麻衣は、泣きそうな顔だ。

僕は、心とは裏腹に明るい口調で、

「だったら、会って確かめたら良いよ。

それで、まだ好きって気持ちがあるなら、俺がもっと頑張って、その気持ちがなくなるようにするからさ。

会わずにモヤモヤしてるくらいなら、会って見なよ!」

と言った。

麻衣は驚いた顔になり、そしてしばらくしてから、

『うん……。

ありがとう……。

あっくん、愛してます。

本当に、愛してる。

ゴメンなさい』

と、泣きながら謝ってきた。

「良いよwだって、初めからそういう約束だったでしょw俺が頑張れば良いだけの話だからw」

『ありがとう……』

泣きながら抱きついてくる麻衣。

もちろん心の中は複雑で、焦りや焦燥感でいっぱいだったが、二人で過ごしてきた年月を信じるだけだ。

そして、僕が主導で、先輩と麻衣を会わせる日をセッティングした。

まず、先輩とお茶をしながら話をしたが、先輩は驚いていた。

「いや、俺は別にかまわないけど、淳は平気か?俺は、アリーがいるし、もう麻衣ちゃんのことは何とも思ってないからいいけど、お前はイヤじゃないの?」

拓先輩は、本当に心配そうに聞いてきた。

昔から、本当に先輩は良い人で優しかった。

イケメンで、優しくて性格も良い。

同じ人間で、なんでもこうも違うかな?と、いつも思っていた。

「全然イヤじゃないですよ。

麻衣のことも、先輩のことも信じてますし、へーきですw」

「そうだよな。

麻衣ちゃんも、ちょっと懐かしくなっただけだろうね。

わかったよ。

じゃあ、明日OKだよ」

先輩は納得してOKした。

「あ、でも、一つ頼みがある」

先輩が、思い出したように言う。

「なんですか?」

「悪いけど、麻衣ちゃんと会ってる間、アリーのお世話お願いできるかな?まぁ、飯食うだけで良いけど、アイツ勘が鋭いし、疑い深いからさw」

「あ、そう言うことですかwOKです。

どうすれば良いですか?」

僕は、頼みの内容がこんな簡単なことだったので、ホッとしてそう言った。

結局明日は、僕が先輩の家に行き、アリーさんと食事に行くという単純な流れだ。

先輩は、僕がつく前には家を出るそうだ。

アリーさんには、なんと言って僕と食事と言うことにするのか気になったが、まぁどうとでもなると思い、聞かずに先輩と別れた。

自宅に帰り、麻衣に報告する。

アリーさんとの食事の件は、特に必要ないと思ったので、話はしなかった。

『……ホントに、良いの?』

「いいよ。

久しぶりに会ってきなよw会えば、モヤモヤも消えるってw」

『うん……。

あっくん、本当に、ゴメンなさい。

愛してます』

麻衣は、そう言ってキスをしてくれた。

僕の頭の中では、会うことによって愛が復活し、暴走する麻衣でいっぱいだったが、明るく振る舞った。

そして食事をして、風呂に入り、寝室でベッドに入った。

「麻衣、愛してる」

僕は、なんか胸がいっぱいになって、そう言った。

『あっくん、愛してる。

本当に、愛してる』

そう言って、抱きついてきた麻衣。

でも、自分に言い聞かせているようで、胸が騒いだ。

そのまま寝たが、ふと夜中に目が覚めた。

横に麻衣がいなくて一瞬パニクりかけたが、窓際に麻衣がいた。

麻衣は、カーテンの隙間から外を見ているようで、小さなため息が聞こえてきた。

何を思っているのだろう?何となく、話しかけるのもためらわれて、僕はそのまま寝たふりをした。

結局麻衣は、1時間くらいそうしていた……。

僕が先に寝てしまったので、もっとかもしれない。

そして次の朝、麻衣はいつも通り朝食を準備してくれていた。

『あ、おはよ〜もう出来てるよ!』

にこやかに笑いながら、朝食を並べていく麻衣。

夜中に思い悩んでいた麻衣は、いなくなったような感じだ。

いつも通り朝食を食べ、会社に出かける用意をする。

麻衣も、表面上はいつも通りだ。

そして玄関を出る時に、麻衣は真面目な顔で、

『行ってらっしゃい。

今日は、本当にゴメンなさい。

愛してます』

と言って、キスをしてくれた。

僕は、やっぱり止めてくれと言う言葉が、喉まで出かけたが、グッと飲み込んだ……。

「愛してる。

じゃあ、楽しんできてね」

僕はなんとかそう言うと、家を出た。

その後は、本当に落ち着かない時間が過ぎていった。

悪い想像は、どんどん大きくなっていく。

そして夕方少し前に、先輩からメールが来た。

アリーさんをよろしくと言うことと、上手くフォローしてくれと言うことが書いてあった。

本当に先輩は、アリーさんが怖いみたいだ。

あんなに可愛いのに、鬼嫁なのかな?と、少し不思議に思った。

そして夕方になり、先輩のマンションに行った。

玄関が開くと、サマーニットに、ショートパンツという、健康的な色気を振りまくアリーさんがいた。

巨乳の人がサマーニットを着ると、なぜこんなにも破壊力があるのだろう?普段、貧乳の麻衣といるので、こういう巨乳+ニットには、果てしない憧れを抱いてしまう。

『早かったねwじゃあ、行こうか!』

相変わらずの流ちょうな日本語だ。

それにしても、スタイルが抜群にいい。

170cm位はありそうだし、胸はデカいがウエスト周りは弛んでいる気配もない。

髪の毛も、根元まで同じ金髪なので、天然の金髪のようだ。

そして、催眠術にでもかけられそうな青い瞳。

日本人が想像する、美人の白人さんと言う感じだ。

「どこ連れてってくれるの?」

アリーさんは、上機嫌で聞いてくる。

麻衣とよく行くステーキハウスの名前を言うと、

『ワォ、日本にもあるんだ!いいねぇ〜w』

と、嬉しそうに言った。

と言うか、アメリカのチェーン店だと、今まで知らなかった。

そして、タクシーで店に向かう。

車中で、

『ありがとう。

今日は拓が仕事で遅いからって、エスコートしてもらっちゃって。

まだよくわからないから、嬉しいわ』

と、お礼を言ってきた。

そういう話になってるんだなと思い、話をあわせた。

「先輩も、大変ですよね。

独立したばっかだと、挨拶回りとかしないとあれですもんね」

『そうねぇ〜寂しい』

アリーさんが泣く真似をしながらいう。

意外と、お茶目なところもあるんだなと思った。

そして店に着き、店員の外人さんと英語で楽しそうに話をするアリーさん。

テーブルに案内されて、メニューを見る。

『高っ!なんでこんなに?』

アリーさんは、驚いている感じだ。

どうも、本国のこのチェーンのお店とは、料金がまったく違うそうだ。

とにかく高いと言いながら、デカいステーキとビールと、オニオンリングを注文するアリーさん。

こんなに食べるのに、よく太らないなと感心する。

そして、性格通り、超肉食系のようだ。

そして、酒が入ると、アリーさんはおしゃべりになる。

『拓は、麻衣ちゃんとはどれくらい付き合ってたの?』

こんな風に、やたらと麻衣のことを聞いてくる。

なぜか、強烈にライバル心を燃やしているようだ。

そして、写真を見せろと言ってきた。

『アイツ、全部捨てちゃってるから、まだ見たことないんだよね』

ちょっとイラッとしながら言うアリーさん。

スマホで麻衣の写真を見せると、

『ふ〜ん……。

か、可愛いじゃん……。

なんか、ロリータって感じで、拓が好きそう』

アリーさんは、相当イラッときているようだ。

僕は、慌ててスマホをしまう。

その後は、二人はどんな風だったかとか、昔の先輩のことと、麻衣のことばかり聞かれた。

僕は、必死で説明しながらも、今頃二人は会ってるんだな……、と、複雑な気持ちになった。

それにしても、どうしても目がニットを押し上げている巨乳にいってしまう。

ブラが薄い素材なのか、微妙に乳首の位置もわかる感じで、さっきから勃起しっ放しだ。

麻衣が、大好きなまま別れた、元カレの拓先輩に会っているのに、勃起している僕は、危機感がないのかも知れない。

だけど、信じてるからとも言えると思う。

麻衣のことはもちろんだけど、先輩も人の嫁に手を出すような人ではない。

食事も楽しく進み、結構なペースでビールを飲んでいるアリーさんが、トイレに立った。

そして帰ってくると、僕の横に座った。

「えっ!?席、違いますよ」

慌ててそう言うが、アリーさんはさらに僕に身体を近づけて、密着する感じで座った。

『さっきから、見過ぎだよwこんなになってるねw』

アリーさんは、唐突に僕のペニスを指で弾いた。

恥ずかしさと申し訳なさで、顔から火が出そうだった。

「ゴメンなさい!つい、その……。

麻衣は胸小さいから、アリーさんの胸、いいなぁって思って……」

言わなくていいことまで言って、謝る僕。

焦りまくっていたのだと思う。

『ん?麻衣ちゃんは小さいの?』

アリーさんが、食い付いて聞いてきた。

「はい、Bカップくらいです」

僕が正直に答えると、

リアリーとか、イエスとか、何かつぶやいて笑顔になるアリーさん。

『麻衣ちゃんより、私の方が胸大きいの?』

さっきからそう言ってるのに、わざわざこんな風に確認するアリーさん。

僕がそうですとう言うと、

『麻衣ちゃんより、私の方が勝ってるってこと?』

と、しつこく聞いてくる。

そうですと言うと、本当に良い笑顔で笑いながら、アイムウィンとか言っていた。

ヒアリング能力がとても低い僕なので、違うことを言ったのかもしれないが、麻衣に胸の大きさで勝ったことに、喜んでいる様子だ。

それにしても、一瞬とは言え、ペニスを指で触られてしまった。

ダメだ……、余計に興奮してさらに大きくなっちゃう……。

そう思うまもなく、今度はガシッと掴まれた。

『こんなところで、なにしてんのw逮捕するわよ』

ペニスを握られながら、そんな事を言われた。

どうして良いのかわからずに、完全にフリーズする僕。

アリーさんは、ちょっと飲み過ぎなようだ。

『ねぇ、あなたのって、大きいわよね?それとも、日本人の標準なの?』

不思議そうな顔で聞くアリーさん。

「あ、大きいそうです。

比べたことないのでわかんないですけど、大きい方だそうです」

『そうよね、ビックリした。

日本人って、みんなこうなのかと思った』

「え?先輩は?」

つい疑問に思って聞くと、アリーさんは頬を少し赤くして、

『ち、違うから聞いたんでしょ!?コレが平均なら、ヤバいなって思っただけ』

「ヤバいって?」

『……拓のが小さいのかと思ったってこと』

言いづらそうに言うアリーさん。

どうやら、先輩のは僕のよりけっこう小さいようだ。

なので、先輩だけが特別に小さいのかと、不安になったようだ。

それが違うとわかり、安心したようだ。

『そうよね〜wコレが普通だったら、おかしいもんね。

コレだと、ブラックサイズだもんねw』

アリーさんが、納得したように言う。

「……もう離してください。

ゴメンなさい」

『えっ?嬉しくないの?』

「それは……、嬉しいですけど、こんな場所じゃヤバいです」

『なにそれwヤバくない場所に誘ってるの?』

アリーさんが、急にエロい顔で言ってきた。

えっ!?拓先輩ラブじゃないんですか?心の中でそう言いながら、僕は本気で驚いた。

嫉妬深くて、一途なアリーさんが、こんな事を言うなんて、想像もしていなかった。

「違います!」

慌てて否定するが、アリーさんはビックリするようなことを言う。

『違うの?だって、今頃拓と麻衣ちゃんは、ホテルなんでしょ?』

「えっ!?ど、どうしてそれを?」

話がちょっと大げさになっているが、一緒にいることをなんで知ってるんだろうと、慌てて聞くと、

『やっぱりねw思った通りだ。

ホントにアイツは……』

アリーさんは、イラつきながら言うと、スマホを手に取る。

先輩に書けよとしているようで、慌てて止めた。

不満そうになぜ?と聞くアリーさんに、正直にすべて話した。

アリーさんは、どう言う反応をするかとドキドキしながら思ったが、

『拓は、麻衣ちゃんに全然興味ないって言ったの?』

アリーさんは、この言葉に食い付いた。

「もう何とも思ってないって言ってました」

『そうwふふw興味ないって?そう言ってた?』

嬉しそうに、何度も確認するアリーさん。

一気に上機嫌になった。

そして、なぜかまた僕のペニスを握りながら、

『じゃあ、行くよ。

ご褒美w』

と、楽しそうに言い、会計をはじめた。

僕が払おうとすると、上機嫌でアリーさんが払ってくれて、僕に腕を絡ませながら店を出た。

アリーさんみたいな人と、腕を組んで歩いていると、注目度が高い。

僕は、アリーさんと釣り合わないのを自覚して、恥ずかしくなる。

アリーさんは、酔っ払った感じで、

『興味ないって?全然興味ないって?』

と、繰り返しその言葉を言った。

先輩が、麻衣のことをもう何とも思っていないことが、嬉しくて仕方ないようだ。

そして、そのままタクシーを止めて、乗り込んだ。

酔っ払っているアリーさんに、運転手さんは一瞬ムッとしたが、アリーさんの胸を見て一瞬で機嫌が直ったw

『ホテル〜。

ラブホテルまでぇ〜』

アリーさんは、酔っ払い特有の感じで、楽しそうに言う。

運転手さんは、ぎょっとした顔になる。

「あ、違います、〜まで」

僕は、アリーさんの家の近くを指示した。

『んん〜!違うっ!ホテル!ホ・テ・ル!』

アリーさんはだだっ子のように言う。

僕がもう一度違うと運転手さんに言おうとしたら、

「女性に恥をかかせるのは、日本男児としてイケませんよ」

と、真顔で言われた。

そして、運転手さんのフォローもあって、ラブホテルの前に車が着いた。

アリーさんは、僕の腕を取り、どんどんホテルに入っていく。

僕は、ヤバいという気持ちと、申し訳ないという気持ちでいっぱいだった。

アリーさんは、日本のラブホテルの仕組みがよくわからず、ぶつくさ言い始めたので、僕が部屋を選び、とりあえず部屋に入った。

ソファにドカッと座り、

『興味ないって言ってた?ふふw』

と、また同じ言葉を繰り返して、笑うアリーさん。

本当に、先輩のことが大好きなようだ。

だったら、なぜこんな事をするのだろうと、疑問も湧く。

ストレートに”なぜ?”と聞くと、

『アイツ、私を騙したから、お返し。

それに、アンタのすごそうだから、テイスティングw』

と、アリーさんは悪びれずに笑いながらそう言った。

「ダメですって!僕は麻衣を裏切れないです!」

『ふ〜んwそう。

いいの?麻衣ちゃんに、一緒にホテルに入ったって、言っちゃうよ』

痛いところを突くアリーさん。

「そ、それは……」

卑怯だぞ!と、叫びたい気持ちをこらえて、言いよどむと、

『女性に恥を欠かせないのが、日本男児なんでしょ?大丈夫、黙ってるからw』

アリーさんはそう言いながら、服を脱ぎはじめた。

正直、脱ぐのを止めることは出来たと思う。

でも、アリーさんの裸が見たいと思ってしまい、動きが止まった。

あっという間に、躊躇なく全裸になるアリーさん。

デカイ胸は、驚いたことにそれほど垂れておらず、乳輪も乳首も驚くほどのピンク色だった。

でも、乳輪が大きめなのは、外人さんのお約束なのかなと思った。

そして、真っ白な身体は、輝いて見えるほどだ。

ウエストもよくくびれていて、体を動かすと、うっすらと腹筋のラインも確認できるくらいだった。

何よりも、手足の長さに驚いた。

本当に、このスタイルの良さと美しさは、2次元を越えている感じに思った。

コスプレとかさせたら、本当に映えると思う。

お尻は、全体のバランスから言うと、ちょっと大きめで、アソコの毛は丸っと無い。

剃っているのかどうかはわからないが、アソコの毛も金色なのか知りたかったので、ちょっと残念だった。

そして、呆然と立ち尽くす僕に、優雅に歩み寄り、いきなりペニスを鷲づかみにされた。

『大きい……。

見せて』

そう言って、僕を脱がせはじめるアリーさん。

僕は、抵抗する気もなくなり、あっという間に全裸になった。

『コレは、一番かも……。

このサイズは、ブラックでもあまりいないよwそれに、固さが信じられない』

直接握りながら、ニギニギするアリーさん。

目が輝いている感じだ。

あんなに先輩ラブな感じなのに、こんな事をするアリーさん。

不思議な感じだ。

『もうダメ、たまんない……』

アリーさんは、切なげな顔でそう言うと、いきなりしゃがんでくわえてきた。

麻衣にも口でしてもらうが、麻衣の小さなお口だと、くわえるのはほとんど無理なので、いつも舐めてもらうだけだ。

こんな風に、丸呑みされるのは生まれてはじめての経験だ。

アリーさんは、一度口にくわえると、すぐにいったん吐きだし、両手にペッとつばを吐き、それを僕のペニスに塗り込んだ。

洋物のエロ動画では、よく見るシーンだ。

本当に、こんな事するんだなと感心しながらも、腰が抜けそうに気持ち良い。

僕の竿を、半分ほどストロークしながらフェラをしてくれていたが、いきなり喉の奥までくわえはじめた。

サイズ的に、入るわけがない感じなのに、ドンドン奥に入っていく。

そして、根元までくわえると、さらに頭を振りながら、奥の奥に押しつけるようにする。

見た感じ、どう考えても喉の方まで入っている感じで、本当に驚いた。

苦しくないのだろうか?

そう思っていると、今度は全部一気に吐きだした。

オロオロオロッという変な声を上げながら、一気に吐き出すアリーさん。

『やっぱり、このサイズは久しぶりだから、キツかったw』

涙目で言うアリーさん。

「久しぶりって、先輩と結婚する前の話ですか?」

『え?ふふwどうかな?w』

意味ありげに笑うアリーさん。

意外と、アリーさんは奔放な人なのかも知れない。

おそらく、拓先輩の浮気は絶対に許さないと思う。

下手すると、殺すくらいだと思う。

でも、自分の浮気は、OKだと思っているような感じがする……。

すごく不思議な感じだ。

『でも、あなたの、本当にすごいわ。

固いし、固いし、おまけに固いw』

うっとりしながら言うアリーさん。

気に入ってもらえたようだ。

でも、僕は強引に押し切られた形だが、これ以上は勘弁して欲しいと思っていた。

麻衣を裏切りたくない……。

そんな気持ちだからだ。

僕が、そう言って逃げようと思った瞬間、

『ダメだよ。

逃がさないwそれに、今頃二人もしてるよw絶対にw』

そんな事を言うアリーさん。

確かに、異常に勘が鋭い感じだ。

そして、勘の鋭いアリーさんが、そんな事を言うと言うことは、本当に二人は今頃燃え上がってしまっているのかな?と、嫌な予感でいっぱいになった。

アリーさんは、僕をベッドに寝かせると、驚いたことにそのまま跨がってきた。

「ダメです、コンドームあります!」

慌ててベッドサイドのコンドームを指さすと、

『へぇ、こんなの常備してるんだw』

と、驚いた顔をした。

僕は、それを手に取り装着しようとすると、アリーさんに取り上げられた。

アリーさんはそれを見て、フッと笑った後、ゴミ箱に捨てた。

『ワインをテイスティングする時、口にゴムなんてはめないでしょw』

わけのわからないことを言いながら、アリーさんはそのまま騎乗位で挿入した。
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