夫は昨年から工場の生産ラインを東南アジアに移すため現地に赴任中です。
娘から高校入学を機会に数学と英語を家庭教師から教わりたいとの相談を受け、幸い近所に国大があるのでお願いしました。
娘の友達も同じように国大の学生さんから指導を受けているのでお母さん方から情報を得ていたこともあって、
スムーズに話が進み週2回、6時から7時30分までのお約束で纏りました。
紹介された学生さんは工学部で学んでいるガッチリした体格のスポーツマンのような方でした。
最初の日は、私も娘も学生さんも緊張してぎこちない雰囲気でしたが、勉強が始まると次第に解れて集中した指導になりました。
高校生と大学生の男女ですのでお話合いの結果、娘の部屋の扉は解放し間違いの無いようにしました。
4LDKのマンションですので私はキッチンでお夕食の支度をしたりしてお勉強が終わるのを待ちます。
3か月も過ぎる頃はお互いすっかり親しくなり時々はご一緒にお夕食を摂ることもあります。
学生さん(S君)は、ご実家が近県の地方都市にあり、私鉄沿線の隣駅近くのアパートを借りて居ること、
高校時代は部活でサッカーをしていたこと、女性のお友達は何人か居るけど特定の彼女は居ないこと、
等々を娘と二人でお夕食を頂きながら聞きだし、我が家のことも主人が長期不在で寂しいことやら
娘の大学進学についての参考意見をお聞きしたりして一層親しみが深まりました。
S君が来るようになって忘れていた主人との熱く燃えたあの夜の営みがまざまざと脳裏に蘇ります。
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