恥ずかしい話ですが、若熟女な嫁と初老の私とは二回り以上も年が離れています。
自慢ですいませんが、嫁は社内でも1・2を争う位、美人で抜群のスタイルの持ち主でした。
そして資材部で私が部長、彼女が事務と言った関係だったんです。
初めは、美人女性が配属されたなぁ・・・程度にしか思って居ませんでしたし、付き合うなんて考えた事もありません。
(親子位の年の差ですから)当時私は、前の妻と離婚しバツイチで、再婚など出来る筈もないと思っていました。
彼女・・・仕事は真面目、でもミスが多く先輩から怒られる毎日。
まぁ天然キャラ?って感じですかね。
彼女を見ていると守ってあげたくなる様なタイプです。
そんな彼女と近く感じる様になったのは、老化防止と思い始めたジム通いでした。
健康診断で、注意と記された項目がズラリ・・・年を感じました。
少しでも改善しようと始めたのが、ジムで体を動かす事だったんです。
ジムに通い始めて1ヵ月を過ぎた頃でしょうか?
「部長、ここに通ってたんですか?」
後ろを振り向くと、新人の彼女が立っていた。
「お~君か!・・・君もここに通ってたの?」
「え~2日目ですけど・・・」
(笑顔)
「君みたいな子が、まさかダイエット何て言わないよね?」
「運動部だったんで、体動かさないと調子くるうんですよね」
「そうか!俺なんか、老化で体ボロボロ!健康診断で引っかかってさ・・・」
(苦笑)
「そうですか?まだ若いですよ部長」
まぁそんな感じで、彼女とちょくちょく顔を合わせる様になったんです。
彼女は気さくで、優しく気遣いの出来る人で、何だか一緒に居ると心が癒されると言う感じでした。
彼女と出会い半年を過ぎた頃には、一緒に買い物に出掛けたり映画を見たりと何時しか付き合っている関係になっていました。
でも、世間的には親子としか見えていない事も知っていましたし、このままではイケないと思い始めていました。
「友紀ちゃん(彼女)、彼氏とかいないの?」
「何で!俊ちゃん(私:俊二)がいるじゃない!」
「まだ若いんだし、もっと若い子を探した方がいいよ」
「年なんて関係ないでしょ!俊ちゃんが良いんだもん」
何でこんな老いぼれが・・・でも嬉しかったんです。
年甲斐も無く彼女に惚れていました。
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